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アニメ屋久行宏和の日々雑文
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 う~~~ん、紅商編なまじ安産だった分あまり話が膨らまない・・・・・・。

紅商編#4
 バトルロイヤル編の二回目ですね。
紅商は他校より魔法に近い能力を使うキャラクターが多いのですが、正直その中で手品師という商売は需要があるんですかね?
 真愛の石化の魔眼もファンタジーや異能バトル物では有触れた能力ですが、リアルに生活に支障が出そうな能力です。
全体的にお約束を消化してるだけのあまり中身の無い回です。
重要なのは銭形をレフェリーにしての二度目の闘技場戦!
当然三度目があるぞ!と、言うね。

#5
 人間の中身を入れ替える、こっちもまぁ、ネタ回としては珍しくも無い設定です。
お決まりですが、そもそも悪戯以外何の使い道があるのか分からない能力です。
当然最終回でイプシロンを茶化すためだけにここで使いました。

#6
 イプシロン登場でここから少しシリアスな展開です。
緋村、染雲と蹴散らされカムイのピンチにここで初めて茜のザクセス発動です。
 力の強弱に関わらずザクセスそのものを理論的に無力化する能力。
実際本作に登場する全ザクセス能力者にとって天敵になりうる強力な能力で、だからこそ茜自身の身の安全を考えれば人前でうかつに使ってはならない力です。
 敵味方問わずその場に居る能力者全てのザクセスを封じる茜の能力は同時にカムイたちの反撃手段も奪ってしまいます。
成す総べなく茜を置き去りにして逃げるカムイ達で次回に・・・。

#7
 プリマヴェーラのヒロイン回です。
普段茜と一緒に居るとお決まりのリアクションに終始しがちでなかなか個性が発揮しきれない彼女の主役イベントですね。
ギターケースが見つけられず腐るカムイの前にそのギターケースを見つけたプリマヴェーラが戻ってきます。
 
プリマヴェーラにしてみれば茜を助ける為に不本意ながらカムイに頼らざるおえず。
最悪、カムイ相手に土下座の一つもする覚悟で来たと思うのですが、弱音を連発する駄目人間に完全にぶち切れます、「立て!このクズ!!」。
 
正直紅商編のハイライトって自分の中では間違いなくこの頭踏みつけられながらプリマヴェーラに説教されるカムイのシーンなんですけどね。
 カムイは決して悪い子ではありませんが本質的には甘えが抜けてない子です。
でも茜みたいに庇ってくれる存在だけでなく、
プリマヴェーラのような尻ひっぱたいてくれる存在がいて初めて英雄的な働きが出来る子だと思います。
 「俺はヒモにもニートにもなれないんだぁー!!」
因みに#7で伊勢海老だけ私作監入れてます。
つまらん拘りです。

#8
 ドラマ的な盛り上がりは全部#7でやってしまったので後はもう落ちを着けるだけです。
これまで散々騙されて闘技場で戦わされたカムイが今度はイプシロンを誘い込みます。
ギターケースを破壊され、絶体絶命のピンチに思い出される今は亡き父の言葉。
「勇気の炎!」
臆病でなかなか自分で一歩を踏み出せない息子の性格をお父さん良く分かってたんでしょうね。
「守銭奴を焼き滅ぼすメガトンパ~ンチ!」
守銭奴ほど大きなとばっちりを受ける技です・・・・・多分。
 真っ黒焦げの茜に大きな花束を渡しひとまずは大団円。
どうせまた明日から平常運転でどたばたするでしょうが・・・・・。

つづく

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翠嶺編#8
翠のお葬式の話です。
「葬式が好きだね~~人間は・・・。」
人工島に入りきらない程集まった翠嶺の卒業生達にあきれる暦=ジョーカーですが、人造人間のシュバルツリッター達には人が人の死を弔う行為が理解できません。
しかし、この大勢の卒業生とそれを育ててきた歴史こそが普段目に見えない翠嶺の強さであり紅商や蒼工はおろかクロノスをも脅かす力です。
その力を引き継ぐ新しいリーダーの登場は他校からも注目を集めます。

 翠との約束を守り葬儀を取り仕切るきーろには別の思惑があります。
彼女は当時既にあまり仲良くは無かったかも知れませんが仲間だった頃の翠とラグエルを知る人間です。
早世する事が幸せだとは言いませんが、同世代の最後の一人二人と言うところまで生き続けた人達の同胞への死の痛みと言うのは独特です。
きーろは先ずラグエル自身の為に彼に弔辞を依頼します。
翠を殺した当人ですが彼にも仲間との別れを見送る機会を与えます。
 子供のいないきーろは子供や孫達の代わりにあすかとこころを並ばせます。
ラグエルを呼んだもう一つの理由があすかの為。
学園を引き継いだ彼はこのままでは翠の後継と言う立場のせいだけでラグエルと戦わなければなりません。
他の生徒が怒りの眼差しでラグエルを見つめる中、あすかは静かにラグエルの言葉に耳を傾けます。
 
 ラグエルの弔辞。
私自身が書きましたけど、基本「葬式でそれ言ったらダメだろ」のオンパレードです。
人の生き死にを感傷なしで受け止められるようになったらもう色々終わってますし、そんな人ばかりになったら私達フィクションでご飯食べてる人間は全員失業です。
 死者に向かっていいだけ悪態をついて最後に翠が人として死ねた事を認めて背を向けるラグエル、本当に面倒臭い年寄りです。

 去り際、きーろと言葉を交わすラグエルの前に現れる、赤と青の主人公。
そしてそれをネタにラグエルを煽るあすか、大人気ないラグエルもこの喧嘩を買います。
ショウとカムイは完全にとばっちりです。「最悪だな、お前!!」
 あすかの台詞に嘘はありませんが、他の強豪校を無理やり巻き込む材料が向こうから来てくれたのです。
これを利用しない訳がありません。「最悪だな、お前!!」

 アニメの筋立ては実はラグエルを倒す方向に向かっていません。
あすかの出した答えは彼の救済。
同族のインファント達は自分を除きほぼ死に絶え「神の器計画」は実質失敗と言うか手遅れです。
「まぜて欲しければ~」はもちろん1話の「喧嘩ってどうやって混ざれば」の対として用意した台詞でもあります。
命を永らえる理由の大半を失ったラグエルに「一緒に遊ぼうぜ!」と誘います。

東京中の学校を巻き込んだ「ザクセスウォーズ」と言う祭に!


つづく
一寸補足
ゲーム第一章のラストで天神があすかと一騎打ちを仕掛けて倒される件がありますが、アニメのほうは当然あのような展開を想定していません。
 後で蒼工編で出てくるのは分かってますし、あすかも基本呪いに掛かったままです。
あすかの呪いはこの時点では解くメリットが翠嶺の誰にも無く(唯一こころだけが迷ってる感じかな)、もし解くとしたらその事で学園がピンチに陥るイベントがなければ呪いの設定自体が無駄になってしまいますからね。

 本分の方で書いたあすかの前に呪いを受けた4人の生き残り。
ザクセスが長く続くようなら新しい敵役の一人として出したいと思ってました。
呪いのせいで不意打ちや闇討ちなど卑怯な戦い方が出来ない極悪人と言う設定で(笑)。

翠嶺編#5
 
 あすかの異常に回りも気づき始めます。こころはもう少し前から知ってたのかもしれませんね。
この時期ゲームの方で龍乃介の学園占拠があるのですがアニメの方ではあの事件は存在しません(正直あれ何がやりたかったんですかね?)。
カメレオンの襲撃から時間が前後して会長室で話す翠とカレンのシーン。
部屋の外では龍乃介が盗み聞きしていますが、実は翠は龍乃介に気づいています。

 #5,6の肝はあすかに掛けられている天神の呪いはその性格上、天神を殺しても本当は解けない事。
翠はそのことを承知の上で龍乃介に聞こえるように嘘をついている事。
このお話で翠に一杯食わされてるのは龍乃介なんですね実は・・・・。

 龍乃介はあすかを天神の目から隠す為に決闘と偽って地下プールに隔離しますが、この時期のあすかはかなりパワーアップしているので龍乃介も全力です。
 
 どうでもいい小ネタですが、あすかVS龍乃介の戦闘はオラタンで言う所のテムジンVSバルバトスのイメージでしょうか。
あすかの必殺技がスライダーでは無くグライディングラムになってますが・・・・。
 そしてロマンチストのサイコ中年登場で#6に続きます。「きっちり懲らしめてくれよ!」

#6
 あすかのトラウマシーンからスタートです。
ゲーム内のカメレオンの面々はお使いレベルの依頼をホイホイ受けてすっかり温いコント集団にされてしまいましたがアニメではあくまで恐ろしい強敵です。
 本編中の天神の台詞にあるとおり天神のヒーロー育成の試みはあすかが初めてではありません。
現状裏設定以上のものではありませんが、あすかは天神の実験の5人目でその前の4人の内3人は既に返り討ちにあって殺されており、残る一人も失敗作として天神の興味を失ってる状態です。

 ゲームチームのシナリオで一つ大きな誤解と言うか勘違いがあるのですが天神は自分を倒しうるヒーローを作ろうとしていますが倒されるつもりはまったくありません!
 天神が行っているのは「殺し屋の仕事は辞められないけど普段は一般人として平穏に過ごしたいから同じくらい強いヒーロー育てたら、俺のやった悪いことってチャラだよね!」と言う事で、その為に無関係な子供から親を奪ってるのです。

 「テメェなんかと一緒にすんな!」龍乃介が言うとおりこの中年のサイコパスがあすか達と和解する事はありえません。
しかし龍乃介は同時にあすかの呪いが解ける事を拒んでいます。
「こいつは今のままが良い」と、これは完全に龍乃介の我侭です。
「責任は取るんだとね!龍ちゃん!!」とあすかに凄まれてももうぐうの音もでません。

 こうして愛河翠の企みどおり、あすかは呪いを受け入れて生きていく覚悟を決め。
龍乃介はあすかの軍門に下って、新生徒会の準備が整いました。
あと翠に残された仕事はラグエルとの決着だけです。

つづく

ザクセスのアニメ用シナリオ作業はゲームのベースシナリオが先行している順で緑>赤>青>白の順番で進められました。
 で、まずは緑からなのですが翠嶺編はプロデューサー側からの宿題がありました。
今作全体を通してのラスボスポジションであるラグエルを緑全八話中二話は出してくれというものです。
注文自体は扱く全うで、悪役ポジションで単独でのアニメ化がない黒の話はどこかでやらなければなりませんし、元々ラグエルとの因縁が深い緑は第一候補です。
しかし、そうなると翠嶺編でやらなければならない事も自動的に決まってしまいます。

 ラグエル登場前までにあすか達新生徒会の話に一区切り付けないといけませんし、親玉登場前にクロノスの侵略についてのフリが必要になってきます。
 こうしてあすか、こころ、きら、響、龍之介の新生徒会五人が揃うまでの話を順に追っていく事、クロノスの先触れとしてレミオ(スリア)のエピソードを入れる事、あすかのライバルポジションである龍之介が仲間になるエピソードを#6までのクライマックスとして、そこでの強敵として天神士朗の配置が決まりました。

 もう、こうなると他の話が入りません。
正直、破津一味の話も暦の偽武器の話もやりたかったし、個人的には弐塔爆とあすかの対決は描いて見たかったのです。
しかし、ゲームのベースシナリオの内容をまともにやったら緑だけでもテレビシリーズで(今時!)一年かかります。
キャラクターを大勢出すことに主眼をおいたシナリオは全てが万人向けに面白いわけではありません。こんな企画オリジナルとしてはまずテレビでは通りません。

 ザクセスのアニメは結局のところ一年もののテレビシリーズを90分の劇場(実際には50分くらいか)に押し込めるようなアレンジがしてあります。
しかも、今回はそれをぶつ切りに配信しなければなりません。
この特殊な形式のアニメをどうやったらテンポよく飽きさせずに見てもらえるかを試行錯誤しながら作業していたのが翠嶺編のシナリオつくりでした。

つづく
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