忍者ブログ
アニメ屋久行宏和の日々雑文
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
蒼工編#6

 カイエンvsカタナ
決着。
つまらない小ネタですけどガンマ、カタナ、ハヤブサと続く御剣示現流の技の元ネタはSUZUKIのバイクですね。

 ガイに吸収されるゴウスケ、本当に申し訳ない扱いになってしまいました。
元々はアンナを開放してくれとガイに土下座をしてガイの怒りの火に油を注ぐシーンがあったのですが、尺の都合で以下略。

 前回にも増して荒れるガイですが、本来の彼はショウの同類と言うかかなり真面目な人間です。
強力な指導者の居ない蒼工をクロノスから守るために風紀委員を強化し、自らもドクターGの改造を受け。
それでも歯が立たないラグエルに対抗するために今回の騒動を起こしています。
 無理して悪ぶってショウを苛めてきましたが、なかなか覚醒しないショウに対して溜め込んできたストレスが爆発します。

「おかしくなりそうだよ!ショォォウ!!」
 
 蒼編のシナリオつくりをする際にライターの小林氏にお願いしたのが絶対にショウとガイの会話をかみ合わせない事。
お互い自分の言い分だけをぶつけあって傷ついていくさまが、どこか滑稽で惨めに見えるようにする事。

 蒼編のラスボスであるガイは当然主人公ショウのライバルですが、同時に翠嶺編の主人公あすかのカウンターでもあります。
 喧嘩をコミュニケーションの手段として強敵との戦いを好むあすかですが、侵略者や理不尽な暴力を振るう物に立ち向かうとき仲間の力を借りる事に躊躇がありません。
 ガイは蒼工の為に働いているのは間違いないのですが、どこかでタイマンでラグエルを倒したいと言う欲が有ります。
幼稚な英雄願望です。
同時にそれはリーダーとしての器量が小さい事を意味します。

 結局、仲間を信じずすべてひとりで抱え込もうとしたガイはショウに逆転を許して倒されてしまいます。
しかし、勝利したショウ自身もカンパチ達のお節介が無ければ今頃どうなっていたかわかりません。
そしてそのリスクはまだ消えた訳ではありません。

  「お疲れのところ悪いねぇ~」

 ここからは完全に裏話です。
前もお話したとおり、このお話を作っていた時点ではザクセス全体の落ちは決まっていません。
そしてアンナを取り戻した時点で戦う理由が消失してしまうショウにまだアンナを返してやる訳にはいきません。
 また、今となってはお粗末な話ですが当時はザクセスのゲームが続く可能性も考えておかねばなりませんでした。
                    で、
クロノス以外の新しい敵の存在を匂わせるオチにしよう!

 当時、仮に「紫の学園」と呼んでましたが、クロノスと翠嶺の共倒れを狙う別の組織が自分達の思惑のにショウを利用する為にアンナを誘拐する。
その依頼を受けたのが天神と言うのがアニメの6話の設定です。

 強力な再生能力を持つショウは殺すとなると厄介な相手ですが、アンナを攫う間だけ邪魔できないようにするなら天神ならチョロイ相手です。
 挑発され飛び込んだショウはカウンターで頭を集中攻撃され失神。
過去最大の大暴走をひき起こします。
 結論から言うとこの後、蒼工のある町はほぼ壊滅します。
当然、天神はそうなる事も分かっていてショウを暴走させています。

仲直りとか出来る訳ねぇだろ!!!
 
あえて言いますけど・・・・。
誰が書いたんだろうねぇ・・・・・ゲームのシナリオ・・・・。

 ショウとの約束を守るために現れるレミとカイエン。

「男とオカマの約束だからね!」

蒼編をこの言葉で〆るのは一話を作る時から決めていました。


白女編につづく

PR
最後のザクコロお疲れさんした。
正直、アビカードスカスカだしあれが精一杯だわ。

蒼工編#5
 蒼工編で何処か一本だけ話足させて貰えるとしたらこの4~5話の間だと思います。レミが裏切る過程とカイエンvsカタナの因縁についてはもう少し判り易く整理したかったですね。

「殺っちゃえ!
殺っちゃえ!ガイ様!!」

「ちっ!!」

と言うわけで、荒ぶるガイとショウの直接対決です。
 ガイの本来の目的は覚醒したショウを融合捕食して自らを強化する事。
暴走のリスクを恐れて中々全力を出せないショウですが、ガイがアンナ(ロボ)に手を出した事で、終にスイッチが入ります。
 ガイを圧倒し暴走寸前のショウを制止する
Di-Ann。
前回、暴走後は自らの命を絶ってくれと言うカイエン等の約束を聞いている彼女はショウの捨て身の戦いを拒みます。
「本物のアンナもそんな事は望まない」と、

そしてまじギレするガイ様!

「殺っちゃえ!殺っちゃえ!ガイ様!!」

つづく
蒼工編#3
 ショウの鎧化形態が初登場する
蒼工編の3話です。
町でアンナを探すショウ。
それを遠くから見守るカイエン、心配するカンパチ。
蒼編はそもそもこの二人のお人好しの面倒見の良さがないと話が成り立ちません。
 「一緒に町を出よう」と話すレミですが、これは実際前回の暴走の事でアンナを諦めて町を出る事を真剣に悩むショウに揺さぶりをかける為。
そして、切り札としてロボットのアンナ(Di-Ann) が控えています。
少なくともここまでのレミはスパイとして有能な仕事をしていますね。
 ライガ、ルチアーノのコンビとの戦闘のさなか三度となる暴走の危機を
Di-Annに救われるショウ。
鎧化形態となりライガ達を撃退するショウの姿を見て「能力を自力で制御したのか?」とこぼすカイエンですが、当然そんな訳が無いって事で次回に続きます。

因みに3話キャラの顔が似てないのは~~、スミマセン私が作監やってるせいです。
他に5話の後半(アンナロボの解体ショーの辺りから)のレイアウト
作監と6話のOP以降の第一原画(ショウを塔からド突き落としたのは私と言う事だな)もやってます。

#4
 あっさり正体がばれる
Di-Ann。
本編最初で最後になるショウ渾身のボケもさくっとスルーして4話スタートです。
 ギャグシーンから始まってますけど本来蒼工編のターニングポイントになる回で一番丁寧に作りたかった話なのですが、作画的には一番不安定な回になってしまったのは本当に申し訳ないかぎりです(本当にね・・・・色々あったんですよ)。
 元々ショウにアンナへの未練を断ち切らせないために作られている
Di-Annの性格はアンナそのものでは有りませんが、ザクセス全体で見ても数少ない正統派のヒロインだと思います。
 と言うかですね、原作チームのシナリオでも生アンナ殆ど出てこないので、わたし人間の方のアンナの性格知らないのですよ。
チャント、ショウノ事好キダト良イデスネ~~。
因みに2本のOPで氷詰めになってないアンナは全部こいつだと思って頂いて差し使い無いです。

 最後カイエンとレミに不吉な頼み事をするショウ。
ショウが徐々に能力のコントロールに慣れてきていると周囲が勘違いするなか、実際にはアンナ(
Di-Ann)の介入以外の切っ掛けでショウは能力を制御出来ていません。
 ショウ自身もその事に気づいていて、その上でのここの台詞になっています。

つづく
蒼工編#1追記
 以前お話したIOS版の審査の件を書くのを忘れていました。
ショウやガイの再生能力を見せるために
一話のコンテを書いた段階までは割りと流血多目だったのですが、どうにも規制の壁は厚くてですね・・・・。
 結局、互いの能力である氷で傷口を隠す現在の表現となってしまいました。
あと、#1の内容を補足しますと、ドクターGにi映像を送っていたヘリコプターの爆発からショウの救出までがレミの仕業です。
彼(まぁ彼だよなぁ・・・)は厳密にはGの配下でガイの直接の部下ではありません。
なのでカタナもライガもレミが仲間である事はしりません。

#2
 前回暴走したショウを打ち据えるカイエン。
そしてレミへの金的ヘッドバットから2話スタートです。
カイエン同様こちらも2話目から登場のカンパチとナギですが、裏表の無いカンパチと「蒼鋼工業自由生徒会連合」と言う存在自体黒に近いグレーな組織を主催するナギがどうしてつるんで居られるのかは謎です(笑)。
 ここでドクターGが施したショウの改造についての説明が出てきますが、元々原作チームの方で作った設定だとショウはこの改造手術をされるまで、潜在的にザクセス能力はもってはいるものの自分では全く使えず、そもそも気づいてなかった事になっていました。
 ゲームの設定解釈の不徹底ぶりは言うときりがないですが、ゲーム内のゴウスケ達の台詞にはいくつか違和感を覚える物があります(基本、アンナを攫われるまで喧嘩をしてこなかったショウが強いとか何を根拠に・・・)。
 カイエンVSカタナ、
真剣を握るカタナに対して一寸デザイン的に分かりにくいですがカイエンの獲物は木刀です。
これはカタナの持つ妖刀の呪いで真剣を握れないと言う、カイエンの弱点として作られた筈の設定なのですが、竹刀やラケットで問題なく戦えてしまう奴等の出た後だと、むしろ何の不足があるのかさえ疑問です。
 先程、ゲームの設定解釈について不満を言いましたが、元々蒼工編の設定は作りこみが甘くて穴だらけで自業自得と言ってしまえばそれっきりです。
やはり根本的な改修が出来なかったのは心残りです。
 再び暴走したショウを止めに現れるゴウスケ、そして二人のアンナの姿を見せて3話に続きます。

 
 
お疲れ様です。
前回紅商編が安産だったとわざわざ言った訳は超難産だった回があるわけで・・・・・・。
難産も度が過ぎて母子どころか旦那や祖父ちゃん祖母ちゃんまで死にかけた蒼工編です。
正直、まともに書くと愚痴と恨み言で埋まってしまいそうなので、どう文章まとめた物か悩んでました。
とりあえず纏まりきらなかったのでボヤキ多目です。

蒼工編#1
 ショウの咆哮が響く中、教室で耳を塞ぐ蒼工の生徒達。
教師も授業続行不可能と判断して自習を決め込みます。
いま、蒼鋼工業はまともな学園生活がおくれる状況では有りません。
 ビルの外壁に貼り付けられたショウの周りに吹き荒れる吹雪ですが、この雪を降らせているのは他でもないショウ自身です。
実は、あすかの雷、カムイの炎、ショウの氷の属性はアニメで追加したもので原作チームのベースシナリオには元々ありませんでした。
原作シナリオで元々設定されていたショウの能力は本編でも使用されてる再生能力とポータルサイトのキャラ紹介にある「敵のザクセスを吸収して利用する能力」でしたが、実際設定を見せてもらったときから困っておりました。
 強力過ぎる、そして攻撃手段がカウンターばかりで華が無い!
元々終盤近くのボスキャラ等が持つタイプの超能力で、あまり主人公向きの能力ではありません。
主人公に並みの中学生位の脳みそがついていれば先ず負けませんし、間違ってもライガやルチアーノあたりに苦戦する物ではありません。
 しかし、原作シナリオのショウは負け続けます。
アンナが囚われているのに無知無策に特攻を繰り返し、カイエン共々数度に渡り返り討ちに合い続けます。
本気で彼女助ける気あんのか?」自分のショウに対する第一印象です。
 結局「敵のザクセスを吸収する」能力はアニメではオミットしてあります。
しかし、力自体は弱体化させず、逆に自力では絶対に制御出来ない程強力にして考え無しにガイ達に特攻をしかけに行けないをショウ自身にはめました。
 アンナを助けるために戦いたい!でも、その為に無関係な人々を巻き込むような力を振るう権利が自分にあるのか?
「俺にチカラを使わせるなぁ!!」
こうしてアニメの蒼工編は最強のチカラと言う呪いを掛けられた一人の凡人の不幸を書く物語としてスタートしました。

つづく
次のページ >>
カレンダー
05 2016/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
久行宏和
HP:
性別:
男性
職業:
アニメ屋
ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ [PR]