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アニメ屋久行宏和の日々雑文
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お疲れ様です。
 ポータルサイトの紅商のストーリーを読むとカムイちゃん思いのほか普通の子ですね。

 アニメのカムイは基本プリマヴェーラが言ってる事が正論で茜の眼が曇ってると言う扱いです。
臆病なのに慎重さが無く隙だらけで、善人だけど怠け者で地に脚の着いた考え方できないから銭形や緋村に何度も騙される、愛すべき駄目人間です。
 ゲーム内では「やるときはやる奴」てきな説明をされてる場面がいくつかありますが、裏を返せば「普段から真面目に働け!」と言われるタイプですね。
 ですが、たとえ勘違いでも錯覚でも、それで茜が幸せならまぁ良いんじゃないかというスタンスで作ってます。
プリマヴェーラは禿げるかも知れませんが。

紅商編#1
 フリーフォール宜しく地下100階に叩き落されるカムイ。
早速最下層の洗礼、白石のかつ上げに会います。
私等が学生の頃はかつ上げって珍しく無かったのですが(やった事有りませんよ)、最近はどうなのでしょうね!?
因みにかつ上げの基本は二人チームです。
ドタバタ逃げ回っている内にメインキャラが揃っていくという定番の一話です。
 染雲の襲来に大見得を切ってみせるカムイですが能力は不発。
この時茜の手に渡る小さな花が最終回の大きな花束に繋がります。
紅商編の基本はラブコメ、茜とカムイの物語です。

#2
 緋村本格参戦。
平たく言うと詐欺師ですね、この人。
地下100階は緋村や銭形みたいな愛嬌のある悪人の巣窟です。
紅商編が他校より強い昭和臭を放つ原因にもなっています。
 漆原のパンチに意識を飛ばされ、終にギターケースの力を解放するカムイですが、この時点ではカムイ自身コレが自分のザクセス能力だと気づいていません。
ギターケース自体も故人でインファントの科学者でもあったカムイの父親の遺作でもある為、カムイ自身よりもギターケースに周囲の注目が集まっていきます。

#3
 ギターケースの力を暴くため紅商の階層制の規制が緩められバトルロイヤルが始まります。
カムイに襲い掛かる一番手は野球部の雲竜。
正直な話この作品が2クールのテレビでもこいつの出番こんな物じゃないかなと思います。
これ以上何喋っても出落ちのインパクトを超えられないタイプですね。
 愛梨が乱入して終に紅商編の真の主役茜の本領発揮です。
札束ビンタで正気に戻る、というか茜に屈服するケンジントンのメイド達ですが、唯の催眠術の類であったなら茜には解除できません。
 金権至上主義の紅商で「愛の僕」と言う設定の段階で愛莉の負けは確定でした。


つづく

 
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とりあえず翠嶺編は終わりです。
配信は最後になりましたが、翠嶺編の#1~~8までを作りきってから紅商編~蒼工編とシナリオ作りをしておりました。
ただ、当初から翠嶺#8が配信順では最後になるかな、と言う話は出ておりました。
 アニメのシナリオ打ち開始当初。
まだ全体の構成を話し合っているときに「最終回を葬式の話にする」と言った直後の他のスタッフの「こいつ何言ってんだ?」と言う顔を今でも良く覚えております。

#7#8の一寸分かりにくいポイントをいくつか~~

#7
尺の都合でシーンが前後してますが、カレンの腕が暴走してあすかを襲うシーン。
彼女の義手にはクロノス時代に既に細工が施されていていつでもラグエルの転送ゲートとして使えるように改造されていたと言う設定です。
紅商編#8のイプシロンも同様で、彼が所属するイレイザーはクロノスそのものではありませんが義体製造時に装置が取り付けられていてイプシロン本人はそれを知りません。
 で、良く見てもらうと分かると思うのです#7~8はカレンの右腕がありません。
龍乃介に切り落とされて#8時点ではヘンリーによるスペアの完成待ちです。

#8
会場で警備する響に対してモニタールームで待機する龍乃介ですが、勿論真っ先にラグエルに斬りかかりそうなので、あすかの判断で現場から外されています。
「くそが!!」

 翠嶺学園に現れるカムイとショウですがショウは白女編の流れをうけて。
カムイは染雲等により半ば無理やり様子を見に行かされてる感じです。
あすかとショウですが、まぁ合わないだろうなと言うかショウがあすかを嫌いそうだなと・・・。
あすかの方は面白がって弄り倒しそうですが、とりあえずすんなり仲良くはならないだろうなと思いああ言う描き方になっています。

では次から紅商編です。

  ラグエル登場と翠の死を描く翠嶺編7~8話ですが、この時点では三校合流後の展開が原作チームのベースシナリオでも作られておらず。
また、ラグエルのキャラクターも十分練りこまれて無く・・・・と、言うかポータルサイトのキャラ説の文章そのままがあるだけでした。
 
 中身の無い空っぽの悪役です。
 
 翠嶺編7~8話はラグエルのキャラクターに肉付けをしつつ原作チームのシナリオに無いオリジナル展開になっていきます。

翠嶺編#7
 60年前、翠ときーろの出会いのシーンからスタートです。
きーろさん当時19歳で既に翠とは親子以上の年の差がありますが、翠のジジイもまだオッサンなので元気です。
 きーろは元々このお話を描く為にアニメの方で追加したキャラなのですが結局ゲームの方にも出る事になりましたね、翠が生きてきた時間を視聴者に伝え、翠がラグエルと袂を分かつ遠因なる人物です。

 龍乃介の身体を乗っ取り、翠と四天王を追い詰めるラグエルですが、原作チームのシナリオではここでラグエルに憑依されるのは轟流行でした。
ただここまで殆ど主人公達との絡みの無い流行では正直だれそれ?って感じですし、物語としても緊迫感がでません。
それでアニメでは龍乃介が取り付かれる展開にしたのですが・・・・・・、ゲームの方では両方憑かれてましたね。

 #5で天神のことをロマンチストと呼ぶ翠はロマンチストと言う言葉に良い感情を持っていません。
当然のその先に居るのがラグエルです。
生き続け力を誇示し続けることで、神でこそ無いかもしれないけれど人間とは違う存在であると主張するラグエルは本質的には幼稚な人間です。  
対してあすか達次世代を育て、ある意味死ぬ準備をしてきた翠の死生観はドライで現実的です。
 この二人はこのすれ違いのせいで半世紀対立しています。

 再び60年前の年寄り達。
テレビなら一話きちんと使って描きたいところですが、葬式のお話。
勿論8話への伏線ですが、翠達が本当に若かった頃、能力を使い果たして早死にしたインファント達はきちんと弔われてないのでしょうね。
 因みに調子の良い事を言ってる翠ですが本当に改心してきーろさん一筋になるのはここから数年後です。
オッサンってそんなもんです。

 瀕死の翠を救うあすか、受け継がれるバトン。
最初に言った通り、これは世代交代の物語、結着は同世代の二人の間ではつきません。
しかし、実はラスボスとしてのラグエルはこの時点で詰みです。

 いき続けるために戦ってきたラグエルは捨て身で向かってくる相手を殺すことは出来ても屈服させる術を持ちません・・・・・・・・どうしよう・・・・。

つづく






ちなみに挿絵代わりに貼り付けてるこれ↑、シナリオ打ち時に描いた漫画もどき。
短い尺の中にどのくらいの分量が入るか自分なりに見当をつける為と脚本家に説明、発注するために翠嶺編の打ち合わせ時に描いておりました。
紅蓮編以降はお互いさじ加減が分かってきた為にかいておりません。

 では、各話ざっくり解説。

翠嶺編#1
東京湾に浮かぶ人工島、翠嶺学園。
潮風に舞うカモメの下に広葉樹の森が広がる奇妙なこの学校に主人公あすかが初登校するところから物語スタートです。
「喧嘩ってどうやってまざればいいのかな?」と聞く喧嘩素人のあすかですが、以前少しお話したとおり「天神の呪い」のために本人自覚がないまま強敵を求めてこの学園にやってきます。
そんなあすかを打ちのめす会長愛河翠。
これはリーダーの世代交代の物語なのです。

#2
#1~#2の間にテレビ的にお話を入れるなら狛田、獅堂の風紀委員の煩方ふたりに絡まれ一蹴。
暦の悪巧みが影で動き出す位でしょうか?
大物同士が様子見を決め込み動かない会長選をリラがかき回します。
カレン、鳴子、マッハとバイプレイヤーが出揃い、強敵を得たあすかも徐々に隠れていた本性が現れてきます。こころの心配をよそに・・・・。
 以前チラと話したキャラの名前かぶり(10人くらい、作業が簡単と言う理由で基本翠嶺のキャラ名を付け直しました)。
この時名前をつけ直したのが定次一と万紀乃凛子。
日本映画の大先輩方から名前の一部を頂いたのですが、今にして思えば鳴子とケイも合わせて映画がらみの名前に付け直しておけばと一寸後悔。

#3
本当なら2~3話かけて丁寧に描きたい話です(舞踏クラブ編に響を絡めて同時進行させる感じかな)。
ゲームでは壮絶にハブられてる響ですが(笑)。
財閥の御曹司として生まれ周りからはリーダーになる事を求められているんだけど、自身は自分を使いこなしてくれる主をまっている。
英雄譚にはつき物の参謀キャラといってはアレですけど主人公のカリスマ性を最初に評価する重要なキャラです。
 そして、ベースシナリオでは殆どあすかとの絡みが無かったのにラグエル登場シナリオの為に急遽サブヒロインに昇格したカレン。
案の定と言うかやっぱりこころを食ってしまいました。

#4
レミオ回です。
本当はスリアの姿になったらもう少し真面目なキャラにしようかと思っていたのですが、アフレコで一発目のテストを聞いた後「こいつは福山潤にまるなげしよう」と腹を決めました。
諸般の事情でお蔵入りになりましたがカレンの服の下でレミオの手が動いてるバージョンが存在します(ソフト化出来たら復活させたいな~~)。
 全体の流れで言えばこの話の前に破津一味との抗争(当然あすかとの板ばさみになる渦田の主役イベントですよ)。
そしてあすかVS龍乃助の第二ラウンド!やっぱりここでもう一回ぶつけないとダメだよね・・・。

続く
大変長い前フリが終わってここから本題に入るのですが、ちょっとその前にお断りです。
前回お話したように全体的に圧縮気味に構成され作られることになったザクセスのアニメですがその後シナリオ作業が終わりコンテ、作画と作業が進んだところにセガさんの参加、ゲームの仕様が決まりまして、「やっぱりアニメをゲーム内に組み込みたい!」と、唐突に"神さんの声”がおりてきました。
今更迷惑な話ですが相手が神さんなら話ぐらいは聞いてやらないと仕方ありません。

「全部作り直すの!?」「予算は?」「スケジュールは?」・・・・・・・・・・・・・・。

 え~~、結局アニメは当初の予定通りの仕様で作りきる事になり、ゲームのストーリーの方をアニメの内用に寄せていくと言う対応がとられる事になりました。
しかし、アニメの筋書きを作った主犯格の私はゲームのシナリオ作業に参加しませんでした。
 これは私自身アニメの作業に忙殺されてそれ以上仕事を取れなかった為で、私の方に他人を責める資格はありません。

 ただ、出来上がったゲームのシナリオは配信された翠嶺編にもアニメと微妙なずれがありますし、現在ポータルサイトにアップされてる紅蓮編のシナリオは原作チームが書いたベースシナリオとアニメの中間くらい。
蒼、白、全校合流以降のシナリオについては「なんでこうなっちゃったの?」と言うくらいズレがあります。

 なのでこの先は「ごめん、アニメの方は全然そんなつもりで作ってないんだ!」と言う内容が大量に含まれております。
ポータルサイトにアップされたシナリオに対して「それなりに納得している」「あれはあれで満足している」と言う方、楽しめないかもしれないので、その辺はご容赦下さいますようよろしくお願いいたします。

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