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アニメ屋久行宏和の日々雑文
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ザクセスのアニメ用シナリオ作業はゲームのベースシナリオが先行している順で緑>赤>青>白の順番で進められました。
 で、まずは緑からなのですが翠嶺編はプロデューサー側からの宿題がありました。
今作全体を通してのラスボスポジションであるラグエルを緑全八話中二話は出してくれというものです。
注文自体は扱く全うで、悪役ポジションで単独でのアニメ化がない黒の話はどこかでやらなければなりませんし、元々ラグエルとの因縁が深い緑は第一候補です。
しかし、そうなると翠嶺編でやらなければならない事も自動的に決まってしまいます。

 ラグエル登場前までにあすか達新生徒会の話に一区切り付けないといけませんし、親玉登場前にクロノスの侵略についてのフリが必要になってきます。
 こうしてあすか、こころ、きら、響、龍之介の新生徒会五人が揃うまでの話を順に追っていく事、クロノスの先触れとしてレミオ(スリア)のエピソードを入れる事、あすかのライバルポジションである龍之介が仲間になるエピソードを#6までのクライマックスとして、そこでの強敵として天神士朗の配置が決まりました。

 もう、こうなると他の話が入りません。
正直、破津一味の話も暦の偽武器の話もやりたかったし、個人的には弐塔爆とあすかの対決は描いて見たかったのです。
しかし、ゲームのベースシナリオの内容をまともにやったら緑だけでもテレビシリーズで(今時!)一年かかります。
キャラクターを大勢出すことに主眼をおいたシナリオは全てが万人向けに面白いわけではありません。こんな企画オリジナルとしてはまずテレビでは通りません。

 ザクセスのアニメは結局のところ一年もののテレビシリーズを90分の劇場(実際には50分くらいか)に押し込めるようなアレンジがしてあります。
しかも、今回はそれをぶつ切りに配信しなければなりません。
この特殊な形式のアニメをどうやったらテンポよく飽きさせずに見てもらえるかを試行錯誤しながら作業していたのが翠嶺編のシナリオつくりでした。

つづく
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プロフィール
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久行宏和
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性別:
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職業:
アニメ屋
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